我々はふざけたい

芸術の本質は「ふざけること」だ。 役に立つことを無視しなければ、真にあらゆる可能性を考慮したとは言えない。 梶井基次郎の著作『檸檬』では、本屋の芸術書のコーナーで本を山積みにしててっぺんにレモンを乗せて悦に浸る。 あなた … Read More

斜真論(2)

【2-1】赤と青の分割、色としての統合   幼少期に「信号は青になったらね」と教わり、肝心の信号機を見ると緑色だと思う人は少なくありません。 実際に色相としては緑色です。 しかし呼称は「青」で統一されて、大人になればその … Read More

斜真論(1)

親愛なる友、しゅうえいくんに捧ぐ   この芸術論は私の知る限りの芸術一般に関する具体性、形而上学などについて解説を試み、彼の認識と論理の中で証明を目指すものである。 すなわちこれは私の記述する言葉ではあるが、彼の持つ言葉 … Read More

信仰と信仰の闘い

「良い」よりも「もっと良い」を求める。 あるいは最高を想定して作る。 これは多くの場合に合理性に反して実現されない。 最高を求める場面は限られており、例えば自分の生涯の伴侶でさえも最高を求める人は限られている。   芸術 … Read More

合理性を逸脱せよ

写真を撮って撮って撮りまくってまた撮って、作り直して作り直して他人に見せて意見を聞いて、 マグリットを見てフォンタナを考えて、映画を観たり音楽を聴いたり本を読んだり。 レタッチしてCGを駆使して発想を切り替えて、煙草を何 … Read More

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