Daily Words #1
カマボコが振る舞われて思わずゲッと思う。 昔からカマボコは敵だ。 カントによれば、カマボコが真に敵か否かは私が定めてもいい。 「認識が対象に従うのではなく、対象が認識に従う」 カントの有名な一節で、カントの難解さ … Read More
カマボコが振る舞われて思わずゲッと思う。 昔からカマボコは敵だ。 カントによれば、カマボコが真に敵か否かは私が定めてもいい。 「認識が対象に従うのではなく、対象が認識に従う」 カントの有名な一節で、カントの難解さ … Read More
人の考えられる形は大きく二種類に大別できる。 一つは三角形や立方体など、平面幾何や射影幾何などを中心としたプリミティブだ。 もう一つは草木や岩石、山の稜線、人間や動物たちの形を模倣するミメーシス。 プリミティブは3D … Read More
哲学史において中世は暗黒時代のような扱いを受ける場合が多い つまりソクラテス、プラトン、アリストテレスの紀元前のギリシア以降の説明では 現代のデカルトまで急に飛ぶ事も少なくない。 この間にキリスト教社会では何をしてい … Read More
社会学の幕開けとしても有名なマックス・ウェーバー著作 「プロテスタンティズムの倫理と資本主義の精神」で扱われる予定説について思うところがあった。 これは経営学にも関わる有名な本なので知っていると思う。 概要としては資 … Read More
分けるはわかる、という言葉がある。 物事を理解するというのは、その物事を何かしらの要素やカテゴリに分解、分析、分類する事、という意味だ。 このままのタイトルの本や分類学といったものもある。 はたまた量子力学のハイゼン … Read More
前回はクオリティーはユークリッド幾何学でいう所の点に由来し、点の集合をうまくまとめ上げる事で形を成し作品としての完成を迎える事にふれた。 ではクオリティーの源泉となる点の存在とはどんなものだろうか。 写真史と … Read More
ベートーヴェンの交響曲第五番op.67、邦題では有名な「運命」を含むシンフォニーだ。 ベートーヴェンはすごい。 というかプロイセン時代からドイツ人は様々な分野ですごい人が多い。 音楽を聴くとき、具体的にどのようにクオリテ … Read More
古代ギリシャの哲学者プラトンが唱えたイデア説というものがある。 これはいわゆるメタフィジック(形而上学)だ。 イデア論とは人間が現実に目にしたり認識したりする事物は現身(うつしみ)であり、本体は別な上位世界のイデアで … Read More
私的考察の中で重要な人物はプラトンとカントだ。 プラトンは有名な古代ギリシャの哲学者、カントはプロイセン(現ドイツ)の哲学者だ。 その全容について語るには人生はあまりにも短すぎる。 彼らの論説のどこが重要かを指摘する … Read More