構造主義について1

構造主義とは、二者間の相関においてそれぞれの主体性よりも第三者視点での構造を抽出して世界を読み解く思考様式です。 ユダヤ系フランス人のレヴィ・ストロース(2009年没)が唱えて以降、現代では哲学的潮流の最先端に位置します … Read More

すぐしぬとか言う

私には未達成の「死ぬまでにやって・行って・見ておきたいマジカルミステリーツアー 」の予定がある。 実に語呂が悪い。 思うに人は、意識の防衛本能によって日常において生きるとか死ぬとかその類の真面目なことを遠ざける機能がある … Read More

人間とは思えない

手が二本あって、先端に指が五本ずつ。 足も同様、形状や大きさこそちがうが構造は近しい。 目玉が二つ、鼻が一つ、口も一つに耳は両サイドに一個ずつ。 そう、私のことである。 否、私のことというよりも、人間のことである。 肌は … Read More

年頭に念頭

いつから自分が自分であることに気付いただろうか。 最近ふと思うことがあり、そのことを考える時の妙な浮遊感を楽しんでいる。       脳内に過ぎるそれは誰ともわからぬ赤子の顔面のマクロ映像で … Read More

さらば、パイドロス

本の虫、と呼ばれるような種類の人は日々の読書習慣を楽しみかつ生活に生かしていることだろう。 私の読書習慣は20代で途切れてしまっている。 今も残る名残りとしては、昔読んだ本をまるで初めてかのように読み返すことに限られてい … Read More

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